parallax background

Stefan Pop & Friends Opera Gala Concert Japan Tour

2019年6月 練習日程
2019年4月30日
6/23 サルバベルカント コンサート《ヴェルデ》
2019年6月5日

オペラの聖地を総なめにするテノールの新しき巨星

ステファン・ポップ&仲間たち

オペラ・ガラ・コンサート・ジャパン・ツアー2019

ステファン・ポップ(テノール)/ロベルト・ボルトルッツィ(バリトン)/レナータ・ヴァリ(ソプラノ)/クリスティアン・サンドゥ(指揮)/サルバベルカント合唱団(合唱)

耀かしい圧倒的歌声、気品ある正統的表現で
いまヨーロッパで一番信頼されるテノールのシャワーを存分に浴びる
圧巻の一夜。

【予定曲目】

プッチーニ:《ラ・ボエーム》から「冷たき手を」~「私の名はミミ」~二重唱

ヴェルディ:《リゴレット》から「女心の歌」「悪魔め鬼め」

ヴェルディ:《ラ・トラヴィアータ(椿姫)》から「ああ、そは彼の人か~花から花へ」「燃える心を」

ヴェルディ:《ドン・カルロ》から二重唱「われらの魂に友情と希望を」

ヴェルディ:《ナブッコ》から合唱「行け、わが想いよ、金色の翼に乗って」

プッチーニ:《トゥーランドット》から「誰も寝てはならぬ」

【武蔵野公演】

2019年10月24日(木)19:00開演(18:30開場)
武蔵野市民文化会館小ホール

【大阪公演】

2019年10月28日(月)19:00開演(18:00開場)
ザ・シンフォニーホール

【東京公演】

2019年10月31日(木)19:00開演(18:00開場)
  東京オペラシティ コンサートホール

【横浜公演】

2019年11月6日(水)15:00開演(14:00開場)
横浜みなとみらいホール

出演者

いまが旬のテノールの、湧き上がる声のシャワーを浴びる快感

すでにカリスマと呼ばれる歌手の歌には、そう呼ばれるだけのなにかがある。だが、いまが旬の歌手による、オペラの正しい伝統を踏まえた珠玉の歌唱に触れたければ、ヨーロッパの歌劇場がいま、どの歌手に盛んにオファーをしているかを確かめたほうがいい。

そのときに名前が挙がるのが、テノールのステファン・ポップである。

故国ルーマニアの北西部、クルージュ=ナポカにある名門ゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーを卒業すると、2009年に21歳の若さでローマ歌劇場の《ラ・トラヴィアータ(椿姫)》におけるアルフレード役で国際的なデビューを遂げた。その後は、この役のほかヴェルディ《リゴレット》のマントヴァ公爵、ドニゼッティ《ランメルモールのルチア》のエドガルド、プッチーニ《ラ・ボエーム》のロドルフォなどの諸役において、とりわけオペラの発祥国イタリアの主要歌劇場で欠かせない存在になっている。

ポップはすでに日本の聴衆にその歌を披露している。2017年10月、「完璧」、「理想」が代名詞の大ソプラノ、マリエッラ・デヴィーアの日本における最後のオペラ公演となった《ノルマ》でポッリオーネ役を務め、ただ力強く歌われがちなこの役に、実はベッリーニがスコアに書きこんでいる技巧的なフレーズや繊細な表現を蘇らせた。デヴィーアはその後、ジェノヴァとヴェネツィアの《ノルマ》に出演し、オペラの舞台から引退したが、両公演ともポッリオーネを歌ったのはポップだった。デヴィーアの高貴で精緻なベルカントと最も相性がいいテノールが、ポップだと判断されたからである。

昨年6月、ボローニャ歌劇場で、ミケーレ・マリオッティが指揮する特別なガラ・コンサートを聴いたが、ポップの湧き上がる豊かな声と、その奔流が少しも逸れない声のコントロール、高い音楽性に驚嘆させられた。端的に、力強いのに細やかなのだ。その声のシャワーを浴びる快感と言ったら、ない。

れが日本で実現する。聴き逃してはあまりにもったい。

香原斗志(オペラ評論家)

【ステファン・ポップの今後の出演予定】

トリノのレージョ劇場、ボローニャ歌劇場でヴェルディ《リゴレット》のマントヴァ公爵、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場でプッチーニ《蝶々夫人》のピンカートン、パルマのヴェルディ・フェスティヴァル、新国立劇場でオッフェンバック《ホフマン物語》のホフマン、等々。

ステファン・ポップからのファンビデオ!